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「円高=不況」の風潮に惑わされてはダメ

  • 為替が気になる今日この頃…、という時に読むブログ。

今朝の話なんですけど、電車に乗ってたら(最近電車ネタが多いな、、、)

隣にいた女子高生2人が、お互いの彼氏の話をしてるのが聞こえてきたんですね。

「あんたの彼氏、背ぇ高くてカッコいいやん。なんぼあんの?」

「180くらいちゃう? ○○くんは?」

「○○なんか168やで~。あたしとほとんど目線一緒やねんで、なんか嫌やわぁ。一緒にいて、見上げたことないねん、ププーッ(笑)」

………えー、君たちの真横にいるオジサン、身長ジャスト168cmです。。。

と、まぁ、ちっさいおっさんの悲哀はさておき、

2012年の一番最初のニュース速報がなんだったか皆さん知っていますか?

そうです。「ユーロの対日本円、ふたたび100円割れ」のニュースです。

昨年から続く「欧州債務危機」は、最近もドイツのメルケル首相が空元気な発言を繰り返すだけで、いまだ光明見えず。

同時に円高もいまだに落ち着く気配がありません。

対米ドル70円時代が続くなんていわれて、

製造業は瀕死の状態!とか、

下請け企業が消えていく… とか

日本のニュースではそんなことばかり。

しかしですね、よく思い出してくださいよ。

かつて、阪神大震災のころに円高が急激に進んだころは、

「円高差益還元セール!!」

なんていって、

旅行代理店(特にエイチ・アイ・エス)だの

輸入雑貨(中古ブランド品業者)だのがこぞってテレビCMなどで宣伝し、

円高メリット

を享受して、復興支援に一役買おうなんて動きがあったのを忘れてしまっているんじゃないですか?

以前にも、フジテレビへの韓流偏重バッシングの際に、

このブログで書きましたが、

日本にいる日本人は、メディアに惑わされすぎ、だと思います。

いいですか?

日本の個人金融資産は約1,400兆円あると言われてます。

この個人金融資産を米ドルにでも、ユーロにでも置き換えてごらんなさいな

って話なんですよ。

 

しかも、体験値では、輸入品における値下げがやはり起きていて、

実は輸入品における消費は悪くないと言えます。

だって、今なら輸入品を安く買えるんですもの。

そういう意味では、

製品を外国から仕入れているような企業は今後、伸びが期待できると言えます。

ですから、円高にはデメリットもありますが、メリットも当然あるという

客観的な見方が大切だと思います。

わけもわからず、ニュースを表面的に受け取り、

円高=不景気というのは、ある意味、消費行動を抑制してしまう

経済全体にとって良くないニュースなのです。

そして、そういった報道を受けて

家庭内でも戦々恐々とするのは、

ちょっと違うんじゃないかなーというのが僕の感想です。

ヨーロッパから食材を直輸入しているレストランなんかは

「円高差益還元ランチ」

なんていうのを始めるのも、一つの手だと思いますよ。

いわく、オーストラリアを拠点にしている僕も、

日本のクライアントからすれば、

円高メリットを利用できる業者の1つなわけです。

だから、同じ仕事を発注しても、お得感が出るというわけです。

………ん!?

というわけで、最後は宣伝チックになってしまいましたが(これだったのか、お前の目的は!)

円高だからといって、日本はすごく不況になる
(確かに輸出産業は厳しいですが)

と煽るのはバランスに欠けている。

そういうことです。

 

paris

パリの夕景。たとえユーロが沈んでも、この沈む夕日の美しさは変わらない

(photo: Moyan_Brenn on frickr)

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