あなたが作る広告やブログやツイートへの反応がイマイチなのは、あなたのキャッチコピーに愛がないからだ。

kiss

先日、僕の仕事上の後輩であり、

友人のYマモトくんに、

お子さんが生まれたんですね。

あ、本人に断りなく書いているので、

名前は伏せさせていただいてます(それは伏せているとは言わないだろ)。

今日は、ネットを中心に広告を出稿している人やブログを書いている人で、

イマイチ、反応が薄いんだよなーなんていう人向けに

そんなYマモトくんのお話を書きたいと思います。

まぁ、でも、Yマモトくんが父親になったというのは、ホントおめでたいです。

おめでとう!Yマモトくん! (Yマモト表記はもういいよ!)


あなたが作る広告やブログやツイートへの
反応がイマイチなのは、
あなたのキャッチコピーに愛がないからだ。


彼は今も一線で活躍するフリーライターなんですが、

20代の若い頃に一緒に雑誌を作っている当時では気づかなかった、

彼のコピーライターとしての才能を最近発見したんですね。

 

ええ、マーケティング的に。

 

お子さんの誕生をきっかけにFacebookのウォールをざっと読んでみたのですが、

よく読むと、一様にして簡潔かつ情緒があるものだったんです。

 

もちろん、仕事とは関係のないところで、

そのコピー(文章)を書いているわけですから、

狙ったものとは言い難い。

 

にもかかわらず、ウォールを眺めているだけでも、

けっこう吸い込まれていくような感覚があったわけです。

 

その一部を引用したいと思います(これまた断りもなく)。

ちょっとそこまで雲を拾いにいってくるわ。

山の八百屋で買ってきたよ。大根100円ありがとう~。

おめでとう

おめでとう

おめでとう

ようこそ おれたちのもとへ

ありがとう

ありがとう

ありがとう

こんなに感情が動くことも そうそうありません

こんなにことばを聞かせてくれることも そうそうありません

おれたちと出会ってくださったみなさんにも

感謝の気持ちでいっぱいです

ありがとう おめでとう   ありがとう

 

さて皆さん(浜村淳?)、

みなさんはどのように感じたでしょうか。

良い悪いの判断基準は、この場合、好みでしかありませんが、

僕は非常にいいコピーを書くんだな、コイツ~って思いました。

 

この少ない例では、あまり伝わらなかったかもしれませんが、

一言で言うならば、

彼のコピーには

愛がある

ということです。

広告やブログや、はたまたツイッターなどで

反応がイマイチだななんて思っている人によくあるのが、

  • 情報誌のウケウリのようなキャッチコピー
  • どこかで見たことのあるようなコピーのパクリ
  • ただ煽っているだけ

という「愛のないコピー」です。

これは、感性やセンスの問題ではなく、

その対象物(広告など)に対する姿勢の問題なんですね。

 

例えば、ネットショップなどをやっている人のキャッチコピーは、

「SEO」ばかりを気にしている人があまりにも多い

わけですが、

そんな機械的なテクばかりを駆使しているだけでは、

人はその人から「買いたい」とは思わないわけです。

 

SEO対策というのは確かに重要なファクターですが、

 

覚えておいてもらいたいのは、

クリックしたくならないタイトル(キャッチコピー)なのだったら、

上位表示されてもあまり意味がないんじゃないですか?

ってことです。

 

いいですか?

 

私たちは、東日本大震災で「絆」の大切さを改めて感じました。

長引く不況で、自分だけが儲かれば良いという会社がどんどん倒産しました。
そういう時代では、「愛のない」会社に売り上げは立たないんですね。

 

ですから、

キャッチコピーをただかっこよくしようとこねくり回したり、

TVCMをパクッたりしても意味がないんです。

 

あなたが持つ、あなたならではの

愛のあるキャッチコピーを考えればいいんです。

 

ええ、難しくはありませんよ。

だって、

あなたは、あなたのままでいいのですから。

って思い切りどこかのCMのパクリみたいになりましたけど!

そういうことです。

Photo: reinn on flickr