WooCommerce2.1でエラーが出た場合の主な対処法

日本語にも対応するようになったWooCommerce2.1バージョン

オンラインショップを運営している人の中でも、最も人気のあるプラグインの1つであるWooCommerceは、昔に比べて本当に便利になりました。

2.0バージョンからはローカル言語に対応するようになり、日本語でワードプレスを利用している人は、わざわざ日本語パッチを追加しなくても、日本語で運営することが可能となりました。

しかし! そこに落とし穴はあったのです。

日本語で運営されている方なら、お気づきの方もいるかもしれませんが、WooCommerce2.1にアップデートしてからエラーが頻出するということが、よくあるようです。
(※とはいえ、日本人にはあまり使用されていないようですね、WooCommerce。)

そこで、今回は、WooCommerce2.1でありがちなエラーの対処法について、紹介したいと思います。

チェックアウト画面で「Fatal error: Call to undefined method WC_Shipping~」と出る場合

お客様が購入する際に、「いざ支払い」というところで、以下のようなエラーメッセージが出る場合があります。

Fatal error: Call to undefined method WC_Shipping::get_available_shipping_methods() in …/wp-content/themes/THEME-NAME/woocommerce/checkout/review-order.php on line 14

このようなエラーが出た場合は、概ね使用中のテーマが古いことが原因のようです。最新のテーマをダウンロードするか、WooCommerce自体をダウングレードするか、テーマの開発者まで連絡しましょう。

 

Variable Productsがカートに追加できない

こちらも、ユーザビリティーを非常に下げるエラーですね。こちらもテーマを最新のものにアップデートする必要があります。

または応急処置として、以下のファイルをテーマのディレクトリから削除するという方法もあります。
/woocommerce/single-product/add-to-cart/variable.php

Shopページなどが404エラーとなる

WooCommerceが2.1バージョンとなってから、ローカル言語に対応してくれるようになったのはいいのですが、パーマリンク設定を「/%postname%/」などを使っている人は商品のパーマリンクが日本語になっていることが多いようです。
特に「商品カテゴリーベース」の部分で影響が出ているようですので、極力、英文字のパーマリンクをあてがうようにしましょう。

このようにWooCommerceをアップデートした際には、必ずテーマも最新のものかチェックし、正しく作動するかのチェックも行うようにしましょう。