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発想を見習いたい!モスクワ大サーカスのハンパねぇ広告手法

今、ゴールドコーストに「モスクワ大サーカス」が来ているんですよね。

50周年を迎えた今年は、すべてが新しい内容ということらしいので、

最近はいつも、Broadwater Parklands に特設されたテントを横目に

「あー、息子を連れて行ってやりたいな~」

なんて思いながら、仕事に向かっているわけです。

その途中、何度もサーカスの広告を見かけるんですね。

で、その広告をよく見てみると、モスクワ大サーカスではない、

別のサーカスが、どうやら近所の会場で同時期に開催されてるんですよ。。。


発想を見習いたい!モスクワ大サーカスのハンパねぇ広告手法


うわ、完全に当てつけだろ、これっ!

 

うわ~、うわ~

 

ローソンの隣にある酒屋の親父が、一念発起でファミマにしちゃった

 

くらいの「うわ~」ですよ。

 

絶対やったらアカンやん!

 

なもんで、町中で広告合戦みたいになってるわけです。

 

その軍配はどちらにあるかって言われたら、

 

明らかにモスクワ大サーカスの勝ちですね。

 

だって、下の写真を見てくださいな。

 

 

moscow
 

車から撮ったんで、ちょっと見づらいですが、

奥にある、高さ2.5メートルくらいのピエロの巨大バルーンが、モスクワ大サーカスの広告なんですね。

しかも、そのバルーンが置かれているのは、

中古家具屋の敷地内!

しかも、ここだけじゃないんですよ。

他にも中古車センターの敷地内とか、公園の中とかに置かれてるんですよ。

行動範囲が極端に狭い僕が確認しただけで3つありましたから。

息子がそれを見る度に、車の中で「あれ何っ!? あれはなんなん!?」って大はしゃぎなわけです。

他方のサーカスはいわゆるフツーの看板広告ですから、明らかにインパクトが違いますね。

この広告手法の特徴を解説すると、以下のようなことが言えるわけです。

  • イメージが分かりやすい → キャラクターがピエロで、なおかつバルーンテントを彷彿させるオブジェである。
  • 車通りの多い場所に置かれているので目立つ → 僕と息子はまさにそれに引っ掛かってるわけです。
  • 他人の敷地を利用している → 何気ない日常の風景に突如として現れているという点がインパクトを増長させている。
  • 他人の敷地を利用することで、これまでまったく意識していなかった店までもが目立っている → たぶん、店側にいくらかお金を渡して置かせてもらっているのだろうけど、その店自体も広告されている。なにせ写真の中古家具屋なんて、それまで何度も通っているのに存在に気付いていなかったのだから。

こういう広告手法は、まず日本では見当たらないんじゃなかなと思います。

大きなオブジェを使うのはありますが、あっても自分の敷地内(巨大スーパーの駐車場とか)だったり、人さまの敷地内に置いちゃえ!というのはなかなかないなと。

これには、この町特有のフィジカル的な問題があって、

そもそも広告を出せる看板そのものが少ないんですね。

しかもシドニーやゴールドコーストといった観光都市では、看板広告の規制が厳しいため、

町中に看板を掲出すること自体が難しい。

(大阪のかに道楽のような看板を自分の店に出すことは、まず不可能なわけです)

ならば、他人の敷地を借りちゃえ!っていう発想に至ったのだと思います。

日本なら諦めてしまうしかないのでしょうが、視点をちょっと変えるだけで、結構、広告効果は変わるものです。

日本では広告業界が減収の嵐ですが、

こういった常識を覆す大胆な発想できるかできないかで、随分と結果は変わってくるのじゃないかなと思います。

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