次に来るSNSは何か? そしてブログは終わったのか!?
昨今のWebサービスといえば、
FacebookやTwitterに代表される
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が全盛です。
そのSNSも今では、
写真投稿に特化した「Pinterest」、
ビジネス向けの「LinkdIn」、
Q&Aに特化した「Quora」など、
多様化がかなり進んでいます。
また、多くの企業がSNSをビジネス活用するなど、
日常生活からビジネスシーンに至るまで、
SNSに触れないようにすること自体が難しいほどです。
そんな中、昨年ごろから
「ソーシャル疲れ」や「ソーハラ(ソーシャル・ハラスメント)」
という社会問題が起きているのも事実です。
そのため、欧米ではFacebook離れが加速度的に進み、
日本でもアカウントの増加が頭打ちの状態になってきました。
さて、SNSが隆盛を極めつつあった2010年ごろから
巷でよく言われてきたのが、ブログ・サービスの衰退です。
多くの人がブログを止め、SNSに移行していったのは言うまでもないほか、
ブログやニュース・サイトなどを一元的に集約してくれる
Googleのサービス、「Google Reader」が3月、サービス終了を決定したことが
それを物語っているようにも思えます。
が、しかし! ですね、
今年に入ってから判明してきているのは、
SNSを通じて各ブログ・サービスへのトラフィック(データ通信量)が概ね増大しているということです。
皆さんもFacebookやTwitterなどを通じて
ブログ記事やニュース記事を読んだりすることが増えたはずです。
この事象は、「次のSNSは何が来るのか?」と考えているWeb制作業者にとっても意外な事実です。
ソーハラのような問題が増大しつつある今、
文字数やスタイルに制限がなく、わざわざ特定の誰かとつながらなくても配信ができるブログ
というサービスは今後も有効に活用されていくはずです。
それが証拠に5月には、
米ヤフーがブログ・サービス大手のTumblrを約11億ドルもかけて買収するという報道が流れ、
業界内で注目されています。
※Tumblrとは、ブログを基点にブログとソーシャル・メディアを1つにしたようなWebサービスです。
また、ホームページをお持ちの方ならお分かりかと思いますが、
ホームページにおいてブログ機能などを利用して、
ページを更新する(ページを増やす)という作業は、
検索上位を目指すSEO対策として基本中の基本です。
店舗のお知らせや企業としてのニュース配信、スタッフ・ブログなどは
SEO対策に必須事項です(とはいえ、ぜんぜん更新されていない企業ホームページの多いこと!)。
そういう意味で、「ブログは終わったのか !?」という問いの答えは、
むしろ「これからはブログが来るよ!」です。
ここに予言しておきましょうね(笑)。
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