「カッコ悪い」は本当はとっても「カッコイイ」んです
本ブログは、日豪プレスに連載中のコラムの転載です。
今回は販促・集客に大切な「広告・販促物の作り方」の基本について解説します。
不況の折、経費削減の槍玉に挙げられる「広告宣伝費」ですが、
あなたの会社や店舗は、消費者に知られなければ、
それはもはや“存在しない”のと同じです。
ですから、広告や販促物は「売上アップ」にとても重要です。
というわけで、いきなりですが、あなたの広告センスを問う問題を1問。
Q:あなたはファッション雑貨を販売するネット通販のオーナーです。
商品には自信があり、ホームページもカッコよく作りました。
そこで、お客様を集めるため、広告を出稿することにしましたが、以下の広告の内、“良い広告”とはどちらでしょうか?
※画質が低くてすみません!
【サンプル広告A】
【サンプル広告B】
A:答えは、もちろんBです。
え〜!? Bみたいなダサい広告、カッコ悪くて嫌だよ!
と思った方は、残念でした。
Aのような広告は、マーケティング用語でいう「イメージ広告」という手法です。
イメージ広告は、大企業などが企業ブランディング向上のために使う手法で、
大企業のように「認知度が非常に高い」というのがポイントです。
見た目の良さだけでマネをするとスモール・ビジネスでは大ヤケドしてしまいます。
Bは「レスポンス広告」といって、一にも二にも潜在顧客の反応を取りに行く広告です。
あなたが広告を出す理由は、「カッコよく見られたい」ではなく「お客様に来てほしい」ですよね?
ならば、ちゃんとその想いを伝えなければ、消費者は動いてくれないのです。
だからBが本当はカッコいい広告なのです。レスポンス広告のポイントも簡単に抑えておきましょう。
- ● 数字や文言に至るまで、コピーはできるだけ具体的に表現する
- ● お客様にどういう行動をとってもらいたいのかを明記する
(買ってほしいなら、“ご購入ください”と、意志をきちんと伝える) - ● 読者に分かりやすい言葉を使う(美辞麗句など使う必要はないのです)
まだまだポイントはありますが、これだけでも、消費者の反応は高まるはずです。あなたの広告・販促物でぜひお試しくださいね。
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