給料の上がらないサラリーマンに告ぐ! 会社は“泳ぐのに安全でも適切でもありません” マクロに考える独立・起業のススメ

SONY Center ソニー技術の粋を結集した現代ベルリン建築の象徴だったが、2008年に売却された。

SONY Center ソニー技術の粋を結集した現代ベルリン建築の象徴だったが、2008年に売却された。

ゴールドコーストは秋めいてきたとはいえ、

ま~、まだまだ昼間は暑いんです!

そんな汗だくの毎日を送っている僕ですが、いらっとするのが、ネットのダウン。

日本の方は信じられないでしょうが、オーストラリアでは結構あるんですね。

今回は約24時間、ネットが使えない状態に。

んもぅ! 仕事にならん!

というわけで、知人のオフィスに、ネットを使わせてもらうために、町へ向かったわけですよ。

 

ゴールドコーストは、人口約53万人(2012年現在)、日本でいえば板橋区と同じくらいの規模の町です。

そんな町でも、僕が住む場所のバス停では1時間に1本。。。

時刻表を見れば、次のバスは10:26着らしい。

タイミング良く、あと4分後。

でも、バスを待つのですが、まぁ時間通りには来ません。

というわけで、待っているのもなんだし、

もう1つ向こうのバスまで歩いちゃえ!と思って次のバス停に来たら、

時刻表の到着予定時刻には、10:25着とある????

 

え!? ええ!?、なんでさっきのバス停より早く着くことになってるの!?、なんでなん?

 

と常識のある人なら、プチパニックになりますよね。

いえいえ、もっちろん、逆方向じゃないですよ。そこまで方向音痴じゃないですから!

もう、時刻表もまともにかけない国に住んでるわけですよ、僕は………

でも、ある意味、なんかそんなことも、この青空を見ていると、幸せだと思っちゃいました。


給料の上がらないサラリーマンに告ぐ!
会社は“泳ぐのに安全でも適切でもありません”
マクロに考える独立・起業のすすめ


 

先月から、シャープが台湾の鴻海精密工業に事実上の買収が発表されたり、

SONYが1万人規模の人員削減を行うと発表したりと、

SONY Center ソニー技術の粋を結集した現代ベルリン建築の象徴だったが、2008年に売却された。

日本が世界に誇ってきた大企業の苦しい台所事情が、次々に露呈してきています。

その影響は下請けである、中小企業の方が実は深刻なわけです。

こうした企業の状況はもう何年も続いてきましたが、

こうした大きなニュースが続くと、

「こんな不景気では、石にかじりついてでも会社に残ってやる」

「こんなに仕事がない時代に、独立・起業なんて無謀すぎる」

という意見がすごく大きくなるわけですが、

本当のところ、どうなのか?

 

なぜ、そんなことを思うかと言えば、僕も個人事業主ですから、

今後、食っていくために常に、情報や知識などを得るように、

少なくとも努力だけはしているつもりですが、

周囲のサラリーマン勤めの人は、やはりその辺の意識というのが、

僕らより低いなと感じることが多いんですね。どうしても。

特に日本国内だと、その意識のかい離は顕著だと感じたわけです。

 

「独立」と聞くと、ひと昔前であれば、

サラリーマンが1度は憧れる自由なライフスタイルだったわけですが、

「こんな時代じゃ、食っていけない」と鼻から決めかかっている風潮がありますね。

でもね、って僕は言いたい。

「こんな時代」というのは現状の話であり、

実際はその先を見つめて議論を進めるべきです。

 

例えば、野田政権の下、消費増税が確定的という日本では今後、
 

増税→消費の冷え込み→よりデフレ→不景気の深刻化

 
となるでしょう。

これは分かりやすい理論ですが、

もっと広げてマクロ的に見れば、

石油の値上がりなどが分かりやすい例ですが、

商品の「原材料費」というのはすでに値上がりしているため、

増税+原材料費高で、企業は商品価格を上げざる負えない状況です。

 

インフレ・デフレの話ばかりが取りざたされていますが、

僕は増税により、実質上の物価高+景気後退、つまり

 

スタグフレーション時代への突入

 

というシナリオが一番現実的だと感じています。

 

となると、企業はもう体力勝負です。

低価格で競争に強い商品を持つ企業だけが生き残る。

早い話、ほとんどの企業の業績はどんどん悪化するわけです。

ということは、皆さんもすでにお分かりのように、

昇給・ボーナスなんてのは夢の話です。

サービス残業だってもっともっと増えるこどでしょう。

 

ええ、皆さんが感じているその通りです。

それと対比して、独立の場合は、

  • 固定費(人件費やオフィスの家賃など)が滅法少なく、

  • 柔軟なビジネススタイルを自在にできる

 

というところから考えると、

独立・起業というのは、

意外とリスクが低いのではと思えるわけです。

無策な経営者や頭の悪い上司にガミガミ言われることなく、

いきなりトップに立てるという起業という選択は、

ストレスからもフリーにしてくれるとも言えます。

 

そんなことを言われても、

自分には家族もあるし、いきなり定収入をなくすなんて、できっこない!

と思う人もいるでしょう。

そういう人がほとんどかと思います。

ただし、視点を逆転させれば、

そういう考えの人ばかりだからこそ、

独立した業種への参入者が少なく、競合が少ないため

独立している人は意外と食っていけちゃう

という状況であるのも事実です。

とりわけ、僕がいるWeb関連業は参入障壁は低いので、

こんなことを書いたら、

自分の首を絞めることにもなりかねないわけですが、

今のところ、同じWeb制作者でも、

僕のようなコンセプトで行っているところは結構少ないですから。

ええ、皆さんには、もっと違うところでがんばってください!

なんつって。
(こんなオチでいいのか!?)