高速サイト表示「AMP」は本当にSEOに影響しないのか?
AMPとページ表示速度
ウェブサイトの「ページ表示速度」がGoogleの検索順位に関係しているということは意外と知られていないようです。
「ページ表示速度」とは、検索してクリックしてからサイト(ページ)が表示されるまでの時間のことです。
これが速い方が優良なページだと判断されるということです。
もちろん、表示速度は200以上あるとされるGoogleのSEO指標の1つに過ぎませんが、
モバイル全盛の今では非常に重要な指標と言えるです。
一般的にはページ表示が2秒を超えると離脱率が急激に上がるとされています。
そこで注目されているのが「AMP」というGoogleのプロジェクトです。
AMPは検索順位に影響しない?
AMPはAccelerated Mobile Pagesの略で、モバイルでの表示速度が4倍となるGoogleのフレームワークです。
このAMP、2016年の発表当時はSEOにはまったく影響しないと言われていましたが、
AMP対応のページを作るサイトが増えてきた現在は徐々にSEOに好影響が出始めています。
具体的にどのような好影響があるかというと、
Googleの発表では「AMP自体が検索順位を押し上げるということはない」としながらも、
実際に表示速度が上がることで、「ユーザー満足度を向上させる」としています。
これはGoogleが検索エンジンとして最も注力していることであり、現在運用して約1年半、好影響が間接的に出てきているようです。
2017年以降、AMP HTMLで作られたページで検索順位が向上中
2017年に入り、AMPで作られたページはやはり、表示速度が早いため、ユーザーに好まれ、
サイト全体のページアクセス数も増えてくることが分かってきました。
また、AMPを利用したページは検索の際「AMP」と表示されるため、
知っているユーザーはこのページは高速表示されると分かるのでクリックされやすくなります。
実際、僕のブログ記事も「メルボルン 治安」で検索するとAMP導入前は4位だったのが現在は1位となっています。結果、7月後半に導入したのですが、8月以降、全体的なアクセスも平均37%向上しました。
このように、AMPはSEOにとって少なからず好影響があります。JavaScriptが反映されないなどの問題もありますが、ブログを運営している人などはぜひ活用してみてください。
なお、ご自身のサイトの表示速度が気になる方は、一度、GoogleのPageSpeed Insightsで調べてみて下さい。
AMPに対応したウェブサイトを作りたい方は、ぜひお問い合わせくださいね!
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