Facebookのモバイルユーザーが初めてPCユーザーを上回る

 
mobile
 

モバイルによるフェイスブック・アクティブ・ユーザーがWeb上のソーシャルネットワーク・ユーザーの数を初めて上回った。

Facebookの発表によれば、世界のFacebookアクティブ・ユーザーは10億6000万人。

その内、6億1800万人が毎日利用し、1億5700万人がモバイル端末からのユーザーであるという。

コムスコア社によれば、2012年、全米のiOSおよびアンドロイドのアプリで

最も利用されたアプリがFacebookであり、同社が掲げてきた“モバイル・ファースト(携帯第一主義)”は、

新しいアプリや機能によって成功し、

世界第1位のソーシャルネットワークとなった。

Facebookの最高経営責任者、マック・ザッカーバーグ氏は

第4四半期における発表で「2012年は10億人のユーザーと繋がり、モバイル・カンパニーとなった年」と声明を出した。

これは、スマートフォンやタブレットのユーザーから利益を得ている会社にとって

最良の方法を示したと言えるニュースである。

その最大の収入源は歳入の84%を占める広告収入であり、

特筆すべきは、広告収入のうち23%がモバイル広告であるということだ。

これは昨年の14%から飛躍的に数字を伸ばした。

 

ウォルマートなどの巨大企業ですらFacebookを利用しており、

小売業だけでも5000万ものモバイル広告がサーバーにアップされたのだ。

また、Zyngaの”ファームビル”といったソーシャルゲームは、

Facebookの収益の一部ではあるが、すべてのモバイルゲーム用のデフォルトのプラットフォームとなるべく、

Zynga経由でのユーザー獲得をもくろんでいる。

 

安定した広告収入とその仕組みを使って、

Facebookはユーザーやパートナー企業から利益を絞りだすための

新しい手法を継続的にテストしている。

 

リアルまたはバーチャルな商品を友人のために買ったり、

友人ではない人にメッセージを送ることで小額が課金される

「Facebookギフト」といった最近の小規模プロジェクトは現在もなお根強い。

 

このようにFacebookのモバイル・デバイス上の訪問数や広告はついにスタートした。

その一方で、Facebookの最新かつ最大の特徴は「ウェブオンリー」であるということも付け加えておこう。

「いいね!」やプロフィールに基づいて拡張ネットワークを徹底的に調査することができる、

新しい高度な検索機能「グラフィック検索」は、

現段階ではベータ版であると同時に、モバイルアプリを介してアクセスすることができないが、

ザッカーバーグ氏は「現在、この検索機能が収益をもたらすことはないが、将来、それは有意義なビジネスになる」と語っている。

 

今回のブログはCNN.comで気になった1月31日の記事を翻訳したものですが、

この記事からも「モバイル・ファースト」は重要だが、

それだけじゃないというスマートフォン最適化サイトの必要性を感じてもらえればと思います♪

 

スピード翻訳に挑戦したので粗い点はご容赦をー(反省)
Photo:Johan Larsson