GWの販促に失敗した人が今すぐ行うべきキーワード対策(旅行業界編)
2016年は最大で10連休となったゴールデンウィーク(GW)。
今年も多くの人が海外でのバカンスを楽しむようで、うらやましいですね!
特にオーストラリアは、昨年12月に就航した羽田ーシドニーの直行便が好評で、オーストラリアへの旅行者数が大幅増となる見込みだそうでで、現地の旅行業界にとっては明るい兆しが見えています。
さて、Webマーケティングの業界でもGWは特に注目される時期です。
特に旅行業界にかかわるウェブサイトへはレジャー関連のキーワードからサイトへの流入が3か月前よりググッと上がっているはずです。
そのため、GW関連のプロモーションは2月ごろにすでに決着がついています。
じゃあ、こんな記事読んでも意味ないじゃん!と思う人はちょっと待ってください。
今回は今年のGWの販促に失敗してしまった旅行会社向けに、今すぐ対処すべきキーワードを紹介するとともに他業種にも活かす方法をお伝えします。
アクセスと購買意欲が減退するGW
Webマーケティングの定説に「長期休暇中は検索数が減少する」というのがあります。
これは単純に、旅行やお出かけなど外に出る時間が増え、モバイルやパソコンを使わない時間が増えるためです。
また、長期休暇後に購買意欲がガタンと減るのは、休暇中に出費が集中し、節約気分が高まるからです。
特にGWは、クリスマス、正月、年度末と一年の中でも最も出費がかさむ時期を経てすぐの長期休暇のため、消費マインドが減退しやすくなります。
特に今年は、「消費増税10%」を見据えた、夏の参院選があり、衆参同時選挙の可能性もあることから、多くの消費者がレジャー関連の出費を減らしたいと考えているようです。
GW明けは「安・近・短」を攻略する
それでは、消費マインドが落ちるこの時期、どのようなキーワードで集客するべきなのでしょうか? 以下に旅行関連のキーワードをGoogleトレンドを使って見ていきましょう。
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その1:日帰り温泉
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「日帰り温泉」は、毎年、長期休暇中に突如ピークを迎える特異なキーワードです。
これは、旅行の予約をしなかった人が、急に思いついたパターンや旅行会社のセールなどで急激に上昇します。
逆に「温泉旅行」というキーワードはGW~6月にかけて検索数が激減するので要注意。
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その2:修学旅行
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大型連休明けに集中する「修学旅行」というキーワードはGW明けに検索数がピークを迎えます。
しかも、修学旅行というキーワードは競合性が低いので、修学旅行生向けの特集コンテンツを5月限定で作っておくとよいかもしれません。
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その3:日焼け止め
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ここ数年、旅行アイテムとして必須となりつつある「日焼け止め」。
かつては夏に買うものとされていましたが、実は、GWに検索や購入のピークを迎えます。
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その4:バーベキュー
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2014年ごろより大人の間でプチブームとなっているバーべキューはGWに第一ピークを迎えます。
ちなみに「BBQ」と検索する人は日本では少なく、「バーベキュー」で検索する人の半分くらいです。
そのため、コンテンツ作成の際はキーワードの使い方に注意しましょう。
このように、GW向けにキーワード対策を見直せば、販促の失敗を取り戻せる可能性は十分にありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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