遅い重いChromeを拡張機能を削除せずに解決する最も簡単な方法
Chromeのシェアは世界で50%超!未だにIEを使っているの日本と韓国だけ
Google Chromeと言えば、「高速」「シンプル」「安全性」の面から現在、世界で最も利用されているブラウザです。
リアルタイム分析サイト「StatCounter」によれば、2015年2月現在、世界各国で最も使用されているブラウザを分布図に置き換えた場合には、以下のような色分けとなっており、Google Chromeのシェアは50.25%と圧倒的です。
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
特にスマートフォンやタブレットが普及してから、急激にシェアを伸ばしています。10年前、Windowsのブラウザとして世界中の75%以上がインターネットエクスプローラー(IE)を使用していましたが、今では日本と韓国だけでしかトップシェアを維持していません。
Chromeが遅い・重いのは拡張機能が主な原因
僕もパソコンおよびiPhoneのメインブラウザはChromeです。FireFoxやSafariはウェブサイト制作におけるチェック用としてしか使用していません。
なにせ、メールはGmail、地図はGoogleマップ、使い勝手の悪いワードやエクセルもGoogleドキュメントを使うなど、Google関連サービスにかなり依存しているので、今やGoogleなしでは仕事がはかどらないこと限りなし! なのです。
さて、そんなポピュラーなGoogle Chromeですが、FireFoxなどと比べると、拡張機能(アドオン機能)を追加していくと重たくなる傾向にあります。
最近、Chromeが重いなぁ、遅いなぁとお悩みのWindowsユーザーの方は、一度、「CTRL」+「ALT」+「DEL」キーを押してタスクマネジャーを起動させてみてください。すると以下のような画面がポップアップされます。
すると、このように「Chrome.exe *32」というのが、ずらーっと並ぶわけですが、これにより、非常に多くのChrome関連メモリを使用しているということが分かります。
これは拡張機能を使っていれば使っているほど、多くなり、その分、ブラウザの起動や動きを遅くしたり重くしたりと影響を与えるのです。
いわんや、僕も拡張機能をいくつか使用していたので、多くのタブを開いた時には、Chromeがフリーズしたりするようになってしまいました。
Chromeが遅い・重いときは拡張機能を削除するのではなく64bit版に移行するだけでOK!
そうなると、やはり拡張機能を削るしかないと思うのが人の常。
しかし、そんなことをしなくても、Chromeを軽く・早くする方法があります。
それは、64bit版のChromeをインストールすることです。
さきほどのタスクマネジャーを見た時に、「Chrome.exe *32」というのが、ずらーっと並ぶと書きましたが、この*32とは32bit版を使用している証拠です。
今回はその32ビット版を使用している人向けの対処法となりますが、簡単に64ビット版に移行でき、しかもこれまでフリーズの絶えなかった重い、遅いChromeも軽く、速くなること請け合いなので、ぜひ試してみてください。
インストール方法は以下の通りです。
1. Chromeの公式サイトへ
まずはGoogle Chromeの公式ホームページからダウンロードサイトを訪れます(画像クリックでサイトに飛びます)。
2. 「別のプラットフォーム向けのChromeをダウンロード」をクリック
通常はここで、青いボタンの「Chromeをダウンロード」をクリックするところですが、その下の太字、「別のプラットフォーム向けのChromeをダウンロード」をクリックします。
3. 「Windows 8/7 64-bit」をクリック
すると、ポップアップ画面が開きます。その中で、青文字の「Windows 8/7 64-bit」をクリックします。これが64bit版のダウンロードのリンクになります。
あとは、ダウンロードされた「ChromeSetup.exe」をダブルクリックして起動すればインストールできます。
なお、32ビット版から移行する際に心配される拡張機能やブックマーク、履歴などの設定は、全て自動で引き継がれるので、心配はいりません。
インストールが完了したら、再起動してみてください。重くて遅かったChromeがサクサク動いてくれますよ!
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