WordPressを使うメリットとデメリットをもっと分かりやすく
Web技術に関する調査サイト「W3Techs」は5月8日、
CMS(ウェブサイトなどを構築するコンテンツ・マネジメント・システム)の市場シェアを発表し、
WordPressが58.9%と、依然圧倒的なシェアを誇ることが明らかとなりました。
また、統計では全世界のウェブサイトの27.1%がWordpressで制作されています。
近年では「Shopify」や「Wix」といった無料のCMSがWeb上で広告を展開していますが、
シェアはShopifyで1.5%、Wixで0.7%とごく少数。Wordpressがいかに圧倒的なシェアを誇っているかが分かるかと思います。
では、Wordpressを利用するメリットとはどこにあるのでしょうか?
また、Wordpressにもデメリットはあるんじゃないの?と思う人も多いことでしょう。
そこで今回はWordpressのメリットとデメリットについて、3つにまとめてみました。
WordPress初心者の方は、ぜひこのメリットとデメリットを念頭に入れて、制作業者に問い合わせてみると良いでしょう。
メリット1 SEO対策に最適
WordPressを利用する際の大のメリットがこれです。WordpressはGoogleも太鼓判を押すほどSEOに最適なツールとして知られています。これは簡単にコンテンツを更新することができ、さらにSEO強化用のプラグインなどが充実していることが理由として挙げられます。
メリット2 デザインが豊富
CMSは主にテンプレートというデザインの雛形が用意されていますが、Wordpressはその中でも「テーマ」と呼ばれるデザインの雛形が豊富。最大のシェアを誇るだけにその数は圧倒的です。テーマには有料と無料のものがあり、有料の方が高機能・高デザイン性となります。
メリット3 管理が楽に
ウェブサイトは従来、業者が管理するケースが多かったのですが、CMSの普及により専門知識がなくても社内または個人で管理できるようになりました。そのCMSの王者であるWordpressはアクセス解析はもちろん、売上・顧客管理、メルマガ配信などさまざまな管理プラグインが充実しています。
デメリット1 操作が難しい
WordPressを紹介するサイトにはよく「サイト構築が簡単」などと書かれてていますが、実際は初心者にはハードルが高いです。特に無料テーマを使っている人はCSSやHTMLの知識は必須と言えるでしょう。もちろん、まったく専門知識がなくてもブログくらいは立ち上げられますが、その後の運営については慣れるまでに諦めてしまう人が多いので、とにかくたくさん試したり、ググって操作を紹介しているサイトなどを見て覚えるしかありません。
デメリット2 ハッキングに狙われやすい
世界最大シェアのツールだけにハッキングも狙われやすいのがWordpress。HTMLサイト違う点では、ここは非常に頭を悩ませる所でもあります。定期更新とセキュリティ設定をきちんとしていれば、あまり心配はないですが、初心者の方の多くがセキュリティを設定しないまま使用しているようです。
デメリット3 日本語の情報が少ない
これは多くのITツールがそうですが、やはり「日本語版」は後発となりがちです。そのため、英語が不得意な場合には、プラグインやテーマの設定などで苦労するかもしれません。また、日本初のテーマやプラグインは少ないため、プロユースが望めない場合があります。
いかがだったでしょうか?
WordPressはスモールビジネスのサイト構築に最適なツールと言えますが、やはり自社で運営する場合にはやはりけっこう勉強する必要があるということも言えるでしょう。
そういう意味では、サイトの立ち上げはやはり、業者に制作してもらい、運営を慎重に行いながらWordpressの操作について学ぶのが一番効率が良いといえるでしょう。
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