ベッキー出演ZOZOTOWNのCMが「上手いなぁー」のワケ
- あの気になるCMって、どーいうことーって思った時に読むブログ。
こんにちは!
最近、日本のスパムメールは
エロや出会い系がほとんどで、
欧米圏のスパムメールは、
お金がらみがほとんど
ということを発見した森茂樹です。
恐らく、ネット上における国民性を反映しているんじゃないか!?
と思って、ちょっと考えさせられました。
(だから、どうしたっ!?)
ベッキー出演、ZOZOTOWNのCMが「上手いなぁー」のワケ
日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のCMをテレビでよく見かけます。
ウィンターセールの告知が中心ですが、
僕が気になっているのは、好感度タレントとして知られるベッキーさんが出演する「朝礼篇」です。
このCMを見て、皆さんはどう感じたでしょうか?
僕はこのCMを初めて見た時、最近の日本のCMの中では、
非常によくできているCMだなぁーと感心させられました。
というのもですね、
これはネットショップを持つ人に
ぜひとも使ってもらいたいような
プロモーションにおける意外なテクニックが満載だったからなんですね。
そのポイントは以下の通りです。
1. 冒頭でベッキーさんにスマートフォンを持たせて登場させている。
- 超有名な通販サイトでも認知度は意外と高いものではないんですね。ZOZOTOWNを知らない人にも、ここでベッキーさんにスマートフォンを持たすことで、何かしらIT関連の会社のCMなのかなと「前振り」をする狙いが見て取れます。
2. 会社の内部が分かるCMである
- 一番感心したのはココです。ネットショップを運営する人たちで、非常に欠けているのが、この「透明性」です。リアルな店舗と違って、通販サイトというのは会社の内部がどうしても見えづらく、どんな企業なんだろうという不安をユーザーに持たれがちなんですね。だって、訳のわからない会社にクレジットカード情報を与えるのは非常に危険ですから。そこをタレントと社員が上手くからむことで、それを払拭しているのがこのCMの最たる特長だと言えます。
3. ネット誘導をあえて行わない
- このテレビCMには、よくありがちな「続きはWebで」や「URLおよび検索ワード」のアピールがまったくありません。「通販サイトなのだから、そこは必須だろ!」と思ったネットショップのオーナーの人は要注意ですよ。
なぜか?
Webというのは「検索してもらってナンボ」ですよね。
だから、SEO対策やPPC広告などに投資をするわけですが、もっとも効果的なのは、店名・企業名をダイレクトに検索してもらうことです。
ZOZOTOWNのCMでは、ラスト1秒間にセールの告知と企業名をどかん!と見せて終わりです。
ZOZOTOWNは、ユーザーにわざわざ「Webを見てね」とアピールしなくても、インターネットが生活の一部となった現在では、PCやスマートフォンなどで直接企業名を検索してくれる、と読み切って、ラスト1秒の“文字広告”に力を入れたというわけです。さすが日本最大級の通販サイトだと思います。
テレビCMや動画CMは「イメージ」とのせめぎ合いです。
ソフトバンクのような「キャラクター」でイメージ付けを成功させる企業もあれば、
明治安田生命のように写真で好感度を高めることに成功する企業もあります。
リアルな店舗をもつ企業は、それでいいのですが、
楽天などに出店してネットだけで認知されている店舗は「イメージ」だけでは不十分なんですね。
また、「Webとは、テキスト文化である」ということも忘れてはいけません。
インターネット上で動画どれだけ普及しようとも、Webは「能動的なメディア」です。
「ユーザーがキーボードをたたくところからすべては始まる」
ということも念頭において、ネットショップ運営を続けていくことが大切です。
それにしても、さきほどのスパムメールの話も、
ひょっとしたらアルゴリズムがあるのではないかと思うほど偏っています。
もし、そうだとしたら、自分の人間性を疑ってしまいますね!
ベッキーの2016年は不倫騒動で幕開け、初心に。してないなら、謝る必要なくない?
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