スマホサイトで集客しやすい「業界」とは?
今や“ウェブ集客の要衝”とも言われるスマートフォンサイト(スマホサイト)ですが、業種によっては「スマホからは、あまり集客できないんだよね」というところもあるようです。
こういう悩みをお持ちのお店や会社は、ホームページのデザインがスマホに最適化されてない(スマホで見にくいサイトなど)場合が多いのですが、実際スマホサイトで集客しやすい業界とそうでない業界があるのも確かです。
そこで今回は、スマホサイトで集客しやすい業界について解説します。
広告での集客がメインの業界は、スマホサイトは必須
業界に関係なく、集客を広告に頼っている店舗や企業は、スマホサイトの重要性についてもっと認識を高める必要があります。
例えば、2013年第4四半期のFacebook広告におけるCTR(広告がクリックされる率)は、モバイルが1.55%、PCが0.09%です。
グーグルの広告「グーグルアドセンス」の平均CTRがおよそ0.25%(モバイル・PC込み)ということを考えれば、Facebookのモバイル広告(1.55%)は、かなり効果の高い広告であることが分かります。
さらに、米国のIT系ニュースサイト「CNET」によれば、日本のFacebookのモバイル利用率は93%で世界第1位です。この状況を踏まえても「スマホサイトなんて要らねぇよ」と高を括っている日本人上司がいたら、そのマーケティング能力を疑うべきです。
スマホサイトで集客しやすい業種とは
さて、本題の「スマホサイトで集客しやすい業種」についてですが、これはスマホというのはそもそも“電話機”であるということ考えることから、自ずと答えが出ます。
つまり、「メールではなく、電話によるお問い合わせが得意なビジネス」はスマホサイトで集客しやすくなります。
具体的には、「今すぐ予約したいんですけど系」と僕は呼んでいますが、以下のような業種です。
- 士業(会計士・弁護士など)
- 飲食店
- 美容院
- クリニック・病院
など
このような業種は、お客様が今すぐ予約・問い合わせたいことがある、または、近日中にオフィスまたは店舗に訪れたいという業種です。
当然ですが、こういう時に最適なツールは「電話」であり、お客様の心理は「メールの返信など待ってられるか」なのです。
スマホであれば、お客様はホームページに掲載されている電話番号をクリックすれだけで電話をかけることができます(サイト側での設定が必要)。
パソコンの場合は、「パソコンを立ち上げる」→「ホームページを見つける」→「携帯電話を取り出す」→「電話を入力する」と手間が増えてしまうのです。
特にパソコンが立ち上がるのを待つのは意外と面倒なものです。
また、パソコンからはメールでの問い合わせが主流となりますが、電話で連絡をくれるお客様が、メールで連絡をくれるお客様よりも「成約率」が高いことくらいは、上記に挙げた業種の方ほどよくご存知のことと思います。
このように、以上のような業種では、スマホサイトを上手く運用することで、競合他社を出し抜いて成約率を上げることが可能なのです。
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