給料の上がらないサラリーマンに告ぐ! 会社は“泳ぐのに安全でも適切でもありません” マクロに考える独立・起業のススメ
ゴールドコーストは秋めいてきたとはいえ、
ま~、まだまだ昼間は暑いんです!
そんな汗だくの毎日を送っている僕ですが、いらっとするのが、ネットのダウン。
日本の方は信じられないでしょうが、オーストラリアでは結構あるんですね。
今回は約24時間、ネットが使えない状態に。
んもぅ! 仕事にならん!
というわけで、知人のオフィスに、ネットを使わせてもらうために、町へ向かったわけですよ。
ゴールドコーストは、人口約53万人(2012年現在)、日本でいえば板橋区と同じくらいの規模の町です。
そんな町でも、僕が住む場所のバス停では1時間に1本。。。
時刻表を見れば、次のバスは10:26着らしい。
タイミング良く、あと4分後。
でも、バスを待つのですが、まぁ時間通りには来ません。
というわけで、待っているのもなんだし、
もう1つ向こうのバスまで歩いちゃえ!と思って次のバス停に来たら、
時刻表の到着予定時刻には、10:25着とある????
え!? ええ!?、なんでさっきのバス停より早く着くことになってるの!?、なんでなん?
と常識のある人なら、プチパニックになりますよね。
いえいえ、もっちろん、逆方向じゃないですよ。そこまで方向音痴じゃないですから!
もう、時刻表もまともにかけない国に住んでるわけですよ、僕は………
でも、ある意味、なんかそんなことも、この青空を見ていると、幸せだと思っちゃいました。
給料の上がらないサラリーマンに告ぐ!
会社は“泳ぐのに安全でも適切でもありません”
マクロに考える独立・起業のすすめ
先月から、シャープが台湾の鴻海精密工業に事実上の買収が発表されたり、
SONYが1万人規模の人員削減を行うと発表したりと、
日本が世界に誇ってきた大企業の苦しい台所事情が、次々に露呈してきています。
その影響は下請けである、中小企業の方が実は深刻なわけです。
こうした企業の状況はもう何年も続いてきましたが、
こうした大きなニュースが続くと、
「こんな不景気では、石にかじりついてでも会社に残ってやる」
「こんなに仕事がない時代に、独立・起業なんて無謀すぎる」
という意見がすごく大きくなるわけですが、
本当のところ、どうなのか?
なぜ、そんなことを思うかと言えば、僕も個人事業主ですから、
今後、食っていくために常に、情報や知識などを得るように、
少なくとも努力だけはしているつもりですが、
周囲のサラリーマン勤めの人は、やはりその辺の意識というのが、
僕らより低いなと感じることが多いんですね。どうしても。
特に日本国内だと、その意識のかい離は顕著だと感じたわけです。
「独立」と聞くと、ひと昔前であれば、
サラリーマンが1度は憧れる自由なライフスタイルだったわけですが、
「こんな時代じゃ、食っていけない」と鼻から決めかかっている風潮がありますね。
でもね、って僕は言いたい。
「こんな時代」というのは現状の話であり、
実際はその先を見つめて議論を進めるべきです。
例えば、野田政権の下、消費増税が確定的という日本では今後、
増税→消費の冷え込み→よりデフレ→不景気の深刻化
となるでしょう。
これは分かりやすい理論ですが、
もっと広げてマクロ的に見れば、
石油の値上がりなどが分かりやすい例ですが、
商品の「原材料費」というのはすでに値上がりしているため、
増税+原材料費高で、企業は商品価格を上げざる負えない状況です。
インフレ・デフレの話ばかりが取りざたされていますが、
僕は増税により、実質上の物価高+景気後退、つまり
スタグフレーション時代への突入
というシナリオが一番現実的だと感じています。
となると、企業はもう体力勝負です。
低価格で競争に強い商品を持つ企業だけが生き残る。
早い話、ほとんどの企業の業績はどんどん悪化するわけです。
ということは、皆さんもすでにお分かりのように、
昇給・ボーナスなんてのは夢の話です。
サービス残業だってもっともっと増えるこどでしょう。
ええ、皆さんが感じているその通りです。
それと対比して、独立の場合は、
-
固定費(人件費やオフィスの家賃など)が滅法少なく、
-
柔軟なビジネススタイルを自在にできる
というところから考えると、
独立・起業というのは、
意外とリスクが低いのではと思えるわけです。
無策な経営者や頭の悪い上司にガミガミ言われることなく、
いきなりトップに立てるという起業という選択は、
ストレスからもフリーにしてくれるとも言えます。
そんなことを言われても、
自分には家族もあるし、いきなり定収入をなくすなんて、できっこない!
と思う人もいるでしょう。
そういう人がほとんどかと思います。
ただし、視点を逆転させれば、
そういう考えの人ばかりだからこそ、
独立した業種への参入者が少なく、競合が少ないため
独立している人は意外と食っていけちゃう
という状況であるのも事実です。
とりわけ、僕がいるWeb関連業は参入障壁は低いので、
こんなことを書いたら、
自分の首を絞めることにもなりかねないわけですが、
今のところ、同じWeb制作者でも、
僕のようなコンセプトで行っているところは結構少ないですから。
ええ、皆さんには、もっと違うところでがんばってください!
なんつって。
(こんなオチでいいのか!?)
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