胡散臭いSEO業者をドン引きさせているGoogleの検索アルゴリズム「ハミングバード」とは

google_hummingbird

 

時々、「ホームページを作り直して、Google検索で1位にしてくれませんか?」

というお問い合わせをもらうのですが、

「すぐにでもGoogleで1位に!」なんていう

胡散臭いSEO業者がとにかく多いものですから、困ったもんですわ。

Googleで1位になるにはですね、

最適なコンテンツを定期的かつ大量に作るのが一番の近道なんですね。

でも、ページを増やす、コンテンツを増やすというコツコツと根気のいる作業は

なかなか大変なものです。

でも、お金を払えば、検索結果で1位になるなんて甘い誘いには乗らないことです。

世の中、そんな甘くはないんですよー。

今やスパムサイトががんがんにGoogleの検索から対象外になっている時代ですから。

そんな中、Googleは9月26日、

最新の検索アルゴリズム「ハミングバード」を発表しました。

これは検索結果の90%に影響を与える大改革で、

世にはびこる胡散臭いSEO業者が今後バタバタと倒産するほどの抜本的な改良として注目されています。


胡散臭いSEO業者をドン引きさせている
Googleの検索アルゴリズム「ハミングバード」とは

 


◆キーワード対策だけを施してもダメ
この最新の検索アルゴリズム「ハミングバード」、

何がそんなに大改革かと言うと、分かりやすく言えば、

検索キーワードの多様化・複雑化に対応するため「単語だけじゃなく文章検索も重視する」ということです。

これまでは、検索の際に「キーワード」を入力していたかと思いますが、

単語の羅列だけでは、最適なページを見つけにくくなってきたため、

文章での検索にも対応させたということです。

例えば、Google(日本語版)で「格安ホームページ オーストラリア」と検索すると、

大体1~3位を僕のホームページのコンテンツが独占するのですが、

これまではトップページが1位だったのが、

ハミングバード実装以降、ブログのページが1位になってしまったんですね。

これは恐らく、ブログの中の「文章」の方がトップページ(mideax.com)の

「タイトル」よりも優先されたと考えられます。

 

◆音声検索を意識したコンテンツ作りを

さらに、重要だと思われるのがGoogleのWebブラウザ「Chrome」における音声検索に対する強化です。

例えば、「シドニーでiPhone 5sを買える場所はどこ?」という疑問を検索するには、

これまで「Sydney iPhone5s」などのキーワードで検索してきましたが、

写真のように、音声で検索するケースが増えてきたため、

キーワードの裏にある「検索の本意」を読み取る、より人間らしい検索に進化しました。

真ん中にあるのがChromeの音声検索機能

真ん中にあるのがChromeの音声検索機能

これにより、サイト運営者は「検索する人の疑問に的確に答えるコンテンツ」をサイトに掲載する必要があり、

「このサイトの情報は役に立つな」と思われるコンテンツ作りをしなければ

検索上位は望めなくなりそうです。

これまでは、胡散臭いSEO業者にお金を払い、

リンクを買ったり、コメントを書かせたりと、せこいテクニックでも上位表示を狙えましたが、

今後は、正しいコンテンツを作れるサイト(または、書けるWebライター)だけが上位に残ることとなるでしょう。

 

※こちらは、日豪プレスに連載中の「楽笑マーケティング」からの引用です。