スマートフォンの普及率と利用法をオーストラリアと日本で比較してみた
日本ではドコモがiPhone販売に参入し、iPhone 5s、iPhone 5cがバカ売れしているようですね。
日本はデジタル機器の最先端を行く国ですから、さぞかしスマートフォンもすごく普及し、
みんなガンガンに使いこなしているんだろうと思いきや、
外国と比べると、意外や意外、そうでもないんですね。
そこで、僕が住んでいるオーストラリアと日本のスマートフォンの状況を調べてみました。
※2カ国だと物足らないので、米国と韓国との比較もグラフに掲載しています。
※統計年は2013年です。
スマートフォンの普及率と利用法を
オーストラリアと日本で比較してみた
普及率
一番意外だったのは、普及率です。
日本はスマートフォン普及率が25%と比較4か国中、ダントツに低いんですね。
それでも、2011年比で約4倍とかなり増えたみたいなのですが、海外と比べるとまだまだ遅れていると言わざるを得ません。
一方、オーストラリアはスマートフォンの普及率は順調に伸び、2014年には70%を超えると予想されています。
アメリカよりも普及しているというのは、やや意外な感じもしますが。
スマートフォンで使用している検索エンジン
かつて、日本では検索エンジンと言えば「Yahoo Japan」が圧倒的なシェアを占めていた時代がありましたが、それも今は昔。
ただ、それでもなお、日本におけるYahooの強さと言ったらないですね。
僕も日本のニュースを見る時はYahooを使いますが、検索で使うことはまぁありません。
やはりGoogleの方が圧倒的に強い。現在ではYahooもGoogleの検索技術を採用しているので、
どちらで検索しても、ほとんど同じなのですが。
スマートフォンの主な利用法
スマートフォンを使ってどんなことをしているのかを表すグラフなのですが、こちらもオーストラリアと日本でかなりの差が出ました。
ここでは、「アプリを使用した」や「インターネットを閲覧した」といった当たり前のことは省き、少し具体的な行動について比較してみました。内容は以下の通りです。
- 製品またはサービスを購入した:日本35.9% 豪州44.7%
- 求人情報を検索した: 日本19.5% 豪州39.1%
- レストラン、パブ、バーを検索した:日本45.7% 豪州51.1%
- ソーシャルネットワークにアクセスした:日本53.6% 豪州71.4%
- 新聞または雑誌のポータルサイトでニュースを読む:日本43.4% 豪州49.2%
- オンラインバンキングその他金融に関連した行動:日本27.7% 豪州59.5%
こうしてみると、オーストラリアは多くのアクティビティをスマートフォンで行っていることが分かり、かなりのスマホ大国ということが言えます(韓国は別格ですが)。
で、やはり意外なのは、普及率はガラケーの影響があるのでまだ分かるのですが、
利用割合を見ても、日本はあまり使いこなせていないというのが実情のようです。
ということは、ですよ、
あのiPhone 5sや5cの売れ行きから考えて、今後、スマートフォンに対応できるサービスにおいて、
日本はまだまだ伸びしろがあるということです。
ちょっと、その辺、考えてみっかなぁ~
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