2019年注目の「QRコード決済」をスモールビジネスに活用する方法

経済産業省は2018年4月、世界各国と比べて遅れをとっている、キャッシュレス決済比率を将来的に世界最高水準の80%へと目指す「キャッシュレス・ビジョン」を策定しました。

 

東京五輪を約1年後に控え、新しい元号となる2019年は、キャッシュレス決済が飛躍的に伸びることが予想されています。

 

そんな中、改めて注目を集めているのが「QRコード」です。

そこで今回はQRコードを上手に活用するためのヒントを紹介します。

 

これから普及が見込まれる「QRコード決済」とは?


QRコード自体は皆さんもよく利用することでしょう。

 

飛行機の搭乗券やクーポンなどのほか医療現場での薬品や入院患者の情報、製造現場での作業指示書など多岐にわたっています。

 

その中で、2019年に注目したいのが「QRコード決済」です。

 

2014年よりスタートした「QRコード決済」は、なぜか日本での利用率はわずか9.1%(2018年)です。

 

しかしながら、QRコード決済は「LINE Pay」や「楽天ペイ」など大手ECサイトおよび大手アプリで利用が始まっているのです。

 

つまり、すでにプラットフォームは存在しているにもかかわらず、ユーザーおよび店舗側がうまく利用できていないのが現状です。

 

QRコード決済のメリットとは?

では、なぜQRコード決済を利用する方が良いのか?

 

大手会計事務所トーマツの兆歳によれば、QRコード決済の認知度は9.1%と低いながらも、QRコード決済を認知している人の中で「月1回以上利用する」と回答した人は52,7%にも上ります。

 

つまりQRコード決済は、認知度は今は低いが、満足度は高いということが分かります。

 

その他にも以下のようなメリットがあります。

 

・初期費用が格段に抑えられる

店舗などでクレジットカードなどを読み取るためにはCAT端末という機器を導入しなければいけません。

 

QRコード決済ならタブレットがあればそれで代用できます。

 

・カード情報を安全に保護

スモールビジネスの場合、クレジットカード情報の安全性に不安を持たれることも多いですが、QRコード決済なら店舗にクレジットカード情報を知らせなくて済むのでユーザーは安心です。

 

小規模のECサイトなども積極的に利用すべきでしょう。

 

・売上データを自動化

ほとんどののQRコード決済アプリには売上をリアルタイムで管理できる機能が付随しています。

 

・手軽にプロモーションをかけられる

集客に悩んでいる人ほどQRコード決済を利用したほうが良いでしょう。

 

例えば、「LINE Pay」を利用するならば購入者はLINEアカウントを持っている人となるので、LINE@の友達が自動的に増えていくので、クーポンやお知らせなどのマーケティングがしやすくなります。

 

また、楽天ペイを利用すればお客さんは楽天スーパーポイントが貯まるので、あなたの商品やサービスを買いやすくなります。

 

おすすめ!QRコード決済サービスはこれで決まり


さて、QRコード決済のメリットが理解できたら、早速導入を検討しようと思っている人もいることでしょう。

ここでは、おすすめのQRコード決済サービスについて紹介します。

 

LINE Pay

LINE PayはLINEでつながっている友達に送金ができます。そのため、飲み会での割り勘などでよく使われていますが、お店やネットショップでの決済も可能になっており、LINEの普及に伴い、加盟店もかなり増えてきました。

ローソンや阪急百貨店など大手の店舗でも使えるので、今後、スモールビジネスでも活用が普及することが見込まれています。

 

[su_button url=”https://line.me/ja/pay” target=”blank” style=”flat” background=”#31bc51″ size=”7″]LINE Pay[/su_button]

 


楽天ペイ

楽天以外のショップでも、楽天ID(QRコード)でかんたんに決済ができるます。

楽天ポイントを使うことも可能なので、楽天利用者にとっては非常に便利な決済サービスです。利用額に応じて、原則、税込金額に対して1%の楽天スーパーポイントも貯めることができます。

 

[su_button url=”https://pay.rakuten.co.jp/” target=”blank” style=”flat” background=”#c0041d” size=”7″]楽天ペイ[/su_button]

 


PayPay

ソフトバンクとヤフーが合弁で立ち上げたコード決済サービス。

クレジットカードや銀行口座のほかYahooマネーでの支払いも可能となっており、登録も簡単。

2019年3月31日まで20%還元キャンペーンを行っており注目度は抜群!

 

[su_button url=”https://paypay.ne.jp/” target=”blank” style=”flat” background=”#FF0033″ size=”7″]PayPay[/su_button]

 


Alipay(支付宝)

アリババ・グループのモバイル決済サービスで、中国人を中心に現在、世界最大規模の利用者を誇る決済サービスです。

中国人観光客を対象にしている店舗や会社は要チェックです。

 
[su_button url=”http://xn--ccke5nlc.net/” target=”blank” style=”flat” background=”#4493fb” size=”7″]アリペイ(支付宝)[/su_button]

 

 

いかがでしたか?

店舗のCAT端末を導入すれば10万円ほどかかりますが、QRコード決済サービスを利用すれば初期費用はかなり抑えられます。

2019年のモバイル決済はかなりの伸長が見込まれています。

より安全に売上を上げたい人は導入を検討してみては?