Google音声検索を意識したSEOキーワード設定における3つのコツ
日本のおでかけシーズンでは、すっかりおなじみとなった「Google Japan検索アプリ」のテレビCM。
CMはYoutube(http://youtu.be/N3ovNVwtLwU)でも見られるので、
興味のある人は一度見てもらえればと思いますが、CMで宣伝されているのは、
「音声検索」の利便性。
このCMの影響で日本でも海外でも音声検索の利用が急増しているようです。
そして、Google検索におけるキーワードにもこの「音声検索」の影響が出ています。
●音声検索で検索順位が激変する!?
例えば、あなたは今『シドニーでおしゃれなカフェに行きたい』と思っているとしましょう。
そこでGoogle検索するわけですが、
昔なら「シドニー おしゃれ カフェ」などと検索したはずです。
すると以下のような結果になります。
上の画像の通り、これまでの検索ワードの場合、上位に来るのは、「オーストラリア旅行.jp」や「シドニーガイド」などの総合情報系サイトです。
しかし、実際に検索1位のサイトを訪れると、下の写真のようにがっかりした結果となります。
このサイトの運営者の方には申し訳ないですが、
サイトのデザインも古臭く、情報もユーザーを満足させるものではありません。
また、2位以下のサイトも見てみましたが、同様にどうも古くさいサイトばかりで、
正直、情報も古いのでは?
と感じるサイトばかりでした。
そこで、「音声検索」で試してみました。
すると、下の画像のような結果となりました。
上位に上がってきたのは、現地に行った人のブログなど、クチコミ系が中心でした。
また、検索結果がガラリと変わったことも分かるかと思います。
さらに、ブログなど更新日時が分かる情報が上がってくる点も注目です。
この実験でのポイントは「おしゃれな」というキーワードです。
従来の検索方法では「シドニー」や「カフェ」といったフィジカル・ワードが重要視されてきましたが、
音声検索では「おしゃれな」といった人間の感情につながるエモーショナル・ワードが重要となってくるのです。
ここがこれからのSEO対策で重要となってくる点です。
●反応の上がるキーワード=売れる言葉
このようにGoogleの音声検索は従来のスペック型から感情型の検索アルゴリズムへと、
より人間らしい検索結果をもたらすようになっています。
また、ユーザー側も検索したい情報をダイレクトに、人に話しかけるように検索できるようになったため、
Googleが人工知能的な側面をも持つようになってきたため、音声検索の利用が世界中で急増しています。
そのため、今後ホームページの検索順位を上げるには、
音声検索を意識した「反応の上がるキーワード」をサイトのページやブログに盛り込んでいくことが重要となります。
そのポイントには以下のような3つがあります。
- 形容詞
- 話し言葉
- コピペ
「形容詞」は「かわいい」や「辛い」などのキーワードです。
「話し言葉」は「子供が勉強しなくて困ってる」などの文章をそのままキーワードと捉えることです。
「コピペ」は「TOYOTA Prius c i-Tech」など、いちいち入力せずにどこかからコピペして検索するキーワードです。
これらを意識してサイトやブログのタイトルに盛り込んでいくことで、
音声検索に対応でき、クリック率も上がると言えるので、
よりマッチングした人があなたのホームページを訪れてくれるようになります。
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