海外のレンタルサーバーを使うメリットとデメリット

海外向けネットショップ(越境EC)を開業している方や海外向けにブログを書いている人は、現地でのアクセスやSEO対策はうまくいっているのに、海外からのアクセスや売上が伸びないという人は多くいます。

その悩みの原因が実は、日本国内のホスティング(レンタルサーバー)会社だけを使っているということが結構あるものです。

今回は日本国内のホスティングではなく、海外のレンタルサーバーを使うことでどんなメリットがあるのかについて解説します。

日本国内限定サイト以外は海外のレンタルサーバーを使った方がいい!

結論から言えば、マーケットやターゲットを日本国内に限定している人以外は全員、海外のレンタルサーバーの利用も検討した方がいいといえます。

例えば、あなたが日本に住んでいて、「素晴らしいメイド・イン・ジャパンの製品をインターネットを通じて世界に紹介して売ってみたい!」と思った場合、きっと日本国内のレンタルサーバーを借りてしまうことでしょう。

ネットは世界に通じているのだから、日本発ということで日本のレンタルサーバーを借りようと思ったはずです。

しかし、販促の基礎知識「今だけ、ここだけ、あなただけ」にならえば、

  • 今だけ=即時性
  • ここだけ=地域限定
  • あなただけ=ターゲットセグメンテーション

ということですから、「その国のその地域の誰かにすぐ情報を届ける」ということが非常に大事になるのです。

だとすれば、日本発の発信でいいのでしょうか?

1-1. 国コードトップレベルドメインと現地サーバーでSEO強化

もちろん答えはNOです。

特に英語でブログやサイトを運営しようとしている人なら、もはや日本国内のホスティング会社は諦めて、海外サーバーに乗り換えるべきでしょう。

海外に発信したいなら、国・地域を限定(ターゲットセグメンテーション)した上で、

  • 国コードトップレベルドメインの取得(フランスなら.frなど)
  • 現地サーバー(データセンター)の取得

が基本となるのです。

では、世界各国に配信したい場合はどうするか? これも答えは簡単です。

  • .comや.netなどの汎用ドメインを取得
  • グローバルなホスティング会社(ほぼアメリカ)を利用

ということになります。

ちなみに、「.jp」を利用していながら外国人の集客は難しいでしょう。
.jpだと、日本にいる外国人が検索をした際にのみ検索結果にサイトが表示されてしまうのです。

ちなみに海外サーバーを利用して10年の僕がオススメする海外サーバーを3つ選び徹底比較した記事はこちらです。

では、これらを踏まえた上で海外サーバーを使うメリットを見ていきましょう。

2. 海外サーバーのメリット1:現地でのサイト表示が速くなる(SEO効果)

海外サーバーを使うことのメリットは、SEO上、大切な指標の1つである「表示速度」を現地で高められることにあります。

ネットショップなどのWebサービスでは、接続の速さは非常に重要です。

例えば、ページを表示されるまでに何秒も待たされるようなサイトは利用者が減少してしまいます。

また、表示速度はGoogleも定める重要なSEOの指標の1つですので検索順位にも大きく影響してしまいます。

そのため、海外で特定の国や地域からのアクセスを増やしたいのであれば、その地域にデータセンターが設置されている海外サーバーと契約しましょう。

そうすることで接続スピードの向上が見込めるので、現地での検索順位も上がっていくことでしょう。

また、「.com」や「.net」などの汎用ドメインを利用して、いろんな国から均等にアクセスが欲しい場合は、迷わずアメリカのホスティング会社を利用することをおすすめします。

3. 海外サーバーのメリット2:グローバルなデータセンターを保持

なぜアメリカのホスティングサーバーを利用するのがオススメかといえば、アメリカはインターネットにおける超先進国であり、国全体のインフラ整備状況を考えると、アメリカのサーバーは世界で最も安定していると言えるからです。

また、アメリカのホスティング会社は規模が大きく、データセンターを世界各地に持っているケースが多々あります。

例えば、おすすめの海外サーバーの1つである「Bluehost」の場合、データセンターは米国ユタ州をはじめ、ロンドン、ムンバイ(インド)、香港、上海など世界各地に6つのデータセンターを構えています。

そのため、概ねどこの国の人もサイト速度を遅く感じないと言えるでしょう。

4. 海外サーバーのメリット3:コスパがいい

日本国内のレンタルサーバーだけを使ってきた人は、一度、調べるだけでも海外サーバーの料金を調べてみてください。

例えば、さきほど紹介したBluehostであれば、月額約425円で初められます。


⇑ これはミニマムの料金ではありますが、独自SSL化が無料、アクセス無制限、グーグル広告100ドル分付きなど、日本のレンタルサーバーではなかなかないスペックでサーバーが使えます。申込みはこのバナーよりできます。

なぜこのようにコスパがいいかというと、先程説明したようにデータセンターを世界各地に設置するなど圧倒的に顧客数が多いため、安価でサービスを提供できるというわけです。

この規模感は日本のレンタルサーバーでは実現は難しいでしょう。

5. 海外サーバーのデメリット

さて、ここまで海外サーバーのメリットを紹介してきましたが、もちろん海外サーバーを使用することによるデメリットもあります。

それは第一に、日本でのサイト表示速度が遅くなるということです。 現地での速度が速くなる代わりに、日本国内での速度が落ちてしまうのは否めません。

Bluehostのように香港や上海にデータセンターがある場合には、まだそれほどでもないでしょうが、日本の近くにデータセンターがない場合には少し厳しいかもしれません。

次に、日本語のでのサポートがないので、英語が分からない人は面倒に感じてしまうという点です。

サーバー内でトラブルが起きることはあまりないとは言え、なにかしらのサポートが必要な時には英語で先方とやりとりするしかないので、そこにストレスを感じる人は多いと言えます。

6. デメリットを払拭する海外サーバーはこの2つ!

さて、上記の「日本でのサイト表示速度が遅くなる」「日本語サポートがない」というデメリットを払拭したい場合は、以下の2つをオススメします。

 

Bluehost

上記でも紹介している通り、中国にもデータセンターを置くアメリカ発のグローバルホスティング会社。
WordPress公式でも利用を推奨されているので、安心感とコスパが抜群!

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