Googleの個人情報問題はとーっても問題か!? と、iPhoneの簡単セキュリティ
検索エンジン大手であるグーグルが3月1日から新プライバシーポリシーを運用しています。
Googleのアカウント(Gmailなど)をお持ちの方はお気づきでしょうが、
「あれ? 検索の結果がいつもとちがう!」
って思った人多いんじゃないでしょうか?
Googleの個人情報問題はとーっても問題か!? と、iPhoneの簡単セキュリティ
新たな方針では、これまで60以上あったプライバシーポリシーを統一するとグーグル側は言っています。
これにより、これまでの検索履歴や閲覧履歴に応じて関連付けられた検索結果が自動的に上位に表示される仕組みになりました。
例えば、福山雅治さんが好きな人が、福山さん関連の検索を頻繁に行ったりしている人は、
ユーチューブのオススメに福山雅治さん関連の情報が自動的に表示されるようになっています。
「おー、そりゃ便利だ!」
なんて思ってしまった人は、
ちょっと要注意です。
グーグルは、こうしたネット利用者の検索動向を利用した「ターゲット広告」の仕組みをかなり強化したと言えます。
これにより、個人情報の漏えいがですね、漏れた場合にさまざまな影響を受ける可能性があるからです。
例えば、2010年には、グーグルバズ(GoogleのTwitterに似たサービス。現在サービスは終了)では、
Gメールでの利用名やスマートフォンの位置情報などが勝手に公開されてしまうという問題が起きました。
また、最近では、
Googleが運営するAndroid(アンドロイド)端末向けのアプリケーション配信サービス、
「Android Market」でアプリを購入者の個人情報が流出するという問題も起きています。
とはいえ、Android買っちゃったよ!という人や、Google関連のアカウントをすでに何個も作っちゃったよ!
という人も多いはずです。
ユーチューブやGmail、Google+など、グーグル運営のサービスを持っている人は、どうすればいいのか?
そんなさまざまなサービスのアカウントを一覧できるのがダッシュボードです。
もし、個人情報をちょっと出し過ぎかなと思っている人は、ダッシュボードから、
- ウェブ履歴を無効にする
- プロフィールを編集または削除する
- ログインしなくても使用できるサービス(ユーチューブなど)はログアウトしてから利用する。
- 検索履歴を停止する
などの設定を行うことで、一定の個人情報漏えいを保護することができると言えます。
とりわけ、Androidを利用している人は、
スマートフォン上でのセキュリティーにも気をつけなくてはいけませんが、
個人情報を完全に秘匿することは困難な時代となりました。
そういう意味では、iPhoneが根強い人気があるのもうなずけます。
iPhoneのセキュリティについては、こちらを参照してください。
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