海外レンタルサーバーで信頼度No.1?「SiteGround」の本当の評判
以前の記事「海外のレンタルサーバーで初心者向けのオススメ3社を徹底比較」でも紹介したSiteGround。
海外でのホームページ制作歴が10年を超えた当方も一番にオススメしていますが、実際の実力はどれほどなのでしょうか?
そこで今回は、海外レンタルサーバーでイチオシの「SiteGround」の実力について、第3者の評判や海外サイトなどから、真の実力を探ってみました。
SiteGroundのサーバー・スペックを確かめよう
格安のレンタルサーバーはスペックが低いというのが一般的な認識です。
それでは、SiteGroundのサーバー・スペックはどの程度なのか20GBのプランで見てみました。
SiteGroundの基本スペック
データ転送 | 無制限 |
ストレージ容量 | 20 GB |
コントロールパネル | カスタム |
メールアカウント数 | 無制限 |
無料SSL | あり |
ワードプレス専用ホスティング | あり |
稼働率保証 | 99.9% |
WP最適化・高速化 | 独自ツールを無償提供 |
ライブチャットサポート | あり |
全額払い戻しトライアル | 30日間 |
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他のホスティング会社との比較は以前のこちらの記事を参照してください。
海外レビューサイトの評判1:カスタマーサポートで高評価
ウェブサイト制作ツールのレビューサイト大手「Web Planet」によれば、SiteGroundは「ベスト・ウェブ・ホスト・サービス・ランキング」で第8位となっています。
しかしながら、1位のHostingerの総合評価は5点満点中4.9点、SiteGroundは4.7点と0,2ポイントしか差はなく、それほど大きな差がないと言えます。
また、Hostingerにおける最大の評価点は月額1米ドルという破格の安さである点。
あまりに安いと信頼性が低いと感じますが、その要因としてHostingerが独自のコントロールパネルを採用しており、扱いにくいのに対し、SiteGroundは日本語への変更も可能で最も利用されているcPanelを採用している点です。
英語が得意じゃない人が利用する場合は、管理画面が日本語利用できるというのは大きなアドバンテージでしょう。
また、カスタマーサポート面での専門家評価が高く、24時間365日チャットで問い合わせできる点はうれしいサポートだと言えるでしょう。
24時間サポートを行っている日本のホスティング会社はほとんどないことを考えると、本当に困った時に対処してくれる点は安心です。
海外レビューサイトの評判2:優れたサーバー応答速度
格安レンタルサーバーにおける重要な評価基準の1つと言える「サーバーの応答速度」。
これはサイト表示につながる重要な指標だけに見逃せないですが、サイトを見た人の地点とサーバー設置場所が遠いほど応答速度は遅くなります。
そのためSiteGroundでは世界に4箇所サーバーを設置しています。設置場所はシカゴ(米)、ロンドン(英)、アムステルダム(蘭)、シンガポールの4箇所です。
また、この応答速度は一般的に200ミリ秒を超えると、「重いな」と感じる速度です。
実際に、僕のクライアント様のサイトの速度を測ったところ、以下のようになりました。
オーストラリアのサイトなので、データセンターはシンガポールにつながるわけですが、シドニーや日本においても速いことが分かります。
一方、こちらはGoDaddyという有名なホスティング会社を利用している僕のクライアントさんのサイトです。
シドニーの会社ですが、シドニーで200ミリ秒超えとSiteGroundと比べるとかなりの遅延を感じると思います。
こうした問題を概ね払拭しているのがSiteGroundです。
海外レビューサイトの評判3:豊富なサービス
SiteGroundに申し込む決定的な理由は豊富なサービスにあるといえるかもしれません。
やはりサーバーが高速で安定しているというにはある意味当然のことで、それ以外の付加価値が重要な決定理由になるといえるでしょう。
以下にSiteGroundならではの有益なサービスについて紹介します。
- SGオプティマイザー:WordPressを運営する上で最適化・高速化を独自のツールで無償提供
- バックアップ:サイトのバックアップと復元を無償提供
- サイトの引越しが簡単:WordPressサイトを別のサーバーから乗り換える際に必要な移転用プラグインを無償提供
これだけ無償で提供してくれるホスティング会社はなかなかないので、コストパフォーマンスも非常に高いと言えます。
まとめ:WordPress利用者には確実にオススメできる
さて、ここまでSiteGroundの実際の評価について紹介してきました。
WordPressでサイトを制作・運営する人にとっては、とてもオススメできるホスティング会社ということは理解してもらえたかと思います。
ただ、注意したいのはどのプランで契約するかということになります。
オススメはワードプレス・ホスティングの真ん中のプラン(月額9.90ドル)です。
また、2020年1月からSiteGroundではGoogle Could Platformを採用しているため、例えば、オーストラリアのデータセンターはシドニーになるなど、国や地域によってより高速化を測っているので、快適な使用感とサイト表示を達成できます。
そのため、日本在住者で、「.com」や「.net」などの汎用ドメインを使って海外に発信したい場合であれば、SiteGroundに乗り換えてしまう方が各国での表示速度が上がり、Googleの推奨するSEOに合致する可能性が高くなると言えるでしょう。
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